グァナファト
はぁはぁ。
先週は激しく忙しくて、一度も更新できませんでした。
見に来てくれていた皆様、申し訳ありませぬ。
ではメキシコ旅行記を続けましょう。滞在4日目はメキシコシティからグァナファトへ!
朝にメヒコを出るつもりだったのですが、結局日本人宿でうだうだと同宿人と話してしまってるうちに遅くなり、長距離バスの乗り場に着いたときには、もうすでに10時前。
バスの所用時間表を見ると、次なる目的地のグァナファトまでは5時間。
長距離バスは、目的地まで8時間とか10時間とかがうじゃうじゃ並んでるので、
「お、近いやん」
とかって、へんな錯覚を起こしてしまっていますが、これが乗ったら遠いっちゅーねん!!
確かに昼間に5時間もバス乗るとか、日本じゃ考えられないです。
しかも、異常に車内が寒い。冷蔵庫かっちゅーくらい。
後で「メキシコのバスはが異常に寒いのは常識」と知ったのですが、
そのときはそんなことは知らずに半袖で乗り込んでしまい、4時間ずっとガクガク震えてました。
そういえば、学生時代にマクドでバイトしてたとき、冷凍庫の奥で整理してたら、
気づかれずに閉められてしまって、中から開け方ががわからず、凍死するかと思った経験を思い出しました。
ついでに、冷凍の割れたアップルパイを、
「凍ったまま中身囓ったらシャーベットみたいでうまいで」
と先輩に教えられ、割れてるのを見つけたので囓ってみたら、歯がしみて痛かっただけだったなぁとか、そんなどうでもいいことを思い出しました。
そして、向こうのバスは、だいたい映画を流してくれます。
この日は、ブラッドピット&アンジェリーナジョリーの、わりと新作!
「セニョール・アンド・セニョーラ・スミス」
なんか、響きがえらい違うぞ・・・。
テレビと言えば、街角でアニメもやっていて、よく見たらドラゴンボールでした。
スペイン語の悟空は強そうだった。。。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、とりあえず意識レベルが低下しつつも、やっとたどり着きました。
グァナファト!
町全体が世界遺産として登録されている、メキシコのコロニアル都市の中でも一番美しいと言われる街。
今回はメヒコから入国し、カンクンから帰るプランだったので、そのコースの反対側にある街だったグァナファトは、効率的に回ることを重視するなら外すべきだったんだけど、色々と情報を集めていると、やはりこの街にはどうしても来たかったのです。
しかし、着いてみての第一印象は、
「ああ、まあきれいだね。。。」
くらいの感じ。
遠くから見ると絵本の街みたいできれいなんだけど、中にはいると狭い道路に車がいっぱい。
うーん。無理してくることなかったかなぁと思いつつも、とりあえず宿を確保。
今日くらいは良いホテルにしてみるかと、
中心部の「ホテル・サンディエゴ」という1泊8000円も(?)するホテルに泊まってみました。
一通り街をウロウロとして、黄昏時を写真におさめようかと、ロープウェイで小高い丘へ。
ここでひたすらぼけーーーーーっとしてると、結構話しかけられました。
現地にすむじいちゃん。
子供を散歩に連れてきた兄ちゃん。
で、3人目に話しかけられたのが、英語ぺらぺらの現地高校数学教師マリオさん。
まりお「おお。日本からきたのか!1度日本に行ったことがある。小松に行ったよ!」
ふく「小松!? 石川の小松?」
まりお「いえーす。」
ふく「なにしに行ったの?」
まりお「友達のダンスの発表会について行ったんだ。」
そんな感じで、お連れさんがいるのに、色々と話し込んでしまいました。
ここで「せっかくだし写真撮ろう」ということで、ぱしゃり。
(決してブロークバックマウンテンな世界ではありませんw)
ここで、んじゃーねと別れるつもりだったんだけど、
「俺は今、アメリカから来た友達の女性3人を、同僚のパンチョと2人で案内してるんだよ。よかったら一緒にどうだい?」
と言ってくれたので、おお、なんだか面白そうだなーと思ってついて行くことに。
まずパンチョ氏の車に乗せてもらい案内してくれたのは石造りのトンネル。
交通量の増加に伴い古くからあった地下水路を道路として使い始めたものらしいです。
幻想的な雰囲気のトンネルで、案内されなきゃ見ることができなかったのでラッキーです。
次に車を降りて「口づけの小道」というところへ。
恋人同士が訪れキスをすると幸せになれると言われているスポット。
少女がチップほしさにスペイン語でガイドしてくれて、それを同行の女性が英訳してくれました。
最後にみんなでゴハン。
ビールとタコスなんかで、楽しい時間でした。
あげくにおごってもらっちゃって、お世話になりっぱなし。
店を出たらどっぷり夜だったので、ここでお別れすることにしました。
ふく 「今日はありがとう。スペイン語勉強して、いつかまた来たいよ!」
まりお 「そのときは、俺の家に泊まったらいいぜ。」
ふく 「ありがとう!もし日本に来るときは、案内するから連絡してね!」
まりお 「もちろんさ。アディオス!」
こんなかんじでお別れして、夜のグァナファトを歩いて宿へ。
昼間はあまりピンとこなかったこの街ですが、日が暮れて街灯のオレンジ色に包まれた石畳の街はとても幻想的。そして、どこからか楽団の演奏が聞こえてきます。
メキシコで一番美しい街と言われる理由が、十分すぎるほど理解できました。
マリオたちにも優しくしてもらい、やっぱりこの街に来て良かったなぁ。
グァナファト(発音しようとしたらやったら力入るね~コレ。そして打ちにくい(TεT)コピペしたよ)のたての写真めっちゃきれいやん。これはもう、そのままガイドに載せれそう。でもあんまよくなかったの?
マリオ・・・今までの流れからいって、怪しい人かと思ったよ。いい人でよかったね。
海外ってすごい用心していくから、こういういい出会いを逃してしまってる気がするわ
まりお、いい人でよかったねー☆現地の人と
楽しく触れ合えると旅は5割り増しで楽しくなる
気がする。笑
ちなみに、まりお&ふくちゃんの写真を見るに、
ふくちゃんがルイージに見えた。白いから。
セニョール・アンド・セニョーラ・スミスにまず、ウケてしまいました。
その後、小松に友人のダンスの発表会にきたというところの「石川」にくいつきました。
(友達のダンスの発表会に石川にくるか?というところもなかなか外人さんの友情深さをかんじましたが、それ以上に今の生活地域にきたというところにググッと、きたわけです。)
マリオめっちゃいいひとでよかったですね!
写真で見る限り絶景ですね、グァナファト!!!
えー、行かなくても、なんてもったいない。
めちゃくちゃキレイな街じゃないですか。グァナファト。
まりおとの出会いもあったし、良かったですね。
それにしても、英語でコミュニケーションしてしまうふくさん、すごいです。
私なんて、英語もアヤシイので
まりおと出会っても話できなかったろうなぁ。
>あゆみ嬢
いやいや、グァナファトは超良い街だったよ!
でもこの街は昼より夜のほうが魅力的だなーと思ったね~。確かに言いにくいよねー。「グァテマラ」と勘違いされたり。w
>mizuka氏
ねー。現地の人との交流はいいですなぁ。
ってかルイージっていうな。体脂肪率が違いますゾ!(・∀・)
>おたかさま
そうそう。なんでダンスで石川で、しかも小松なんでしょうねー。
そんな込み入った話をできなかったのは、ひとえに僕の語学力のなさです。orz
>tetsunさん
そうなんですよ。第一印象はもうひとつだったんですけどね、いればいるほど良い街でした~。
英語のコミュニケーションは、超適当ですよ。
もはや身振り手振りの領域かと。w
きっと英語が母国語じゃない人とは話がしやすいんだと思いますー。
>「俺は今、アメリカから来た友達の女性3人を、同僚のパンチョと2人で案内してるんだよ。よかったら一緒にどうだい?」
>
>と言ってくれたので、おお、なんだか面白そうだなーと思ってついて行くことに。
修羅場なヨカン!!
を感じた俺は邪な人間だ。反省した!
あ、上の俺。
グァナファト、いいなあ~。私は行きたいと思いつつまだ行かれていません。メキシコに来る直前に、TVの世界遺産を特集する番組でこの町を紹介していて、それから行ってみたいと思い続けているのですが。
口づけの小道もTVでみました。
親切なメヒカーノに出会えてよかったですね。
メキシコ人て、結構すぐに話しかけてきてうっかり(?)話に付き合ったりするとあまりに長くて「やばっ!いつまで話してるんだ・・・早く解放してください」と思うときもありますが(苦笑)
>はんだ
いやいや俺もちょっと警戒した!!
車に乗るときも、ちょぴっとキンチョーしたで!!
>NANAOさま
いやー、ほんと良い街でしたよー。
今回回った街の中では一番夜でも安心してプラプラ歩けました。ぜひぜひ行ってみてください。
NANAOさんの写真、非常に綺麗に写してられるので、グァナファトをどんなふうに撮られるのか見てみたいです(・∀・)ノ
旅行記とってもおもしろいです。
写真もきれいで、メキシコのど派手な建築の記憶を思い出しました!なぜこんなにも派手な色を使うのかと!
tiphyさま、こんばんは(・ω・)ノ
そうそう、どこもめちゃくちゃな原色の家が並んでるのに、なぜか調和がとれてるんですよねー。
ほんと不思議な国です~。
私達夫婦も、一昨日、メキシコから日本に帰国したところです。
長女がメキシコ留学(グアナファト)、今はボランティア(キシコシティ)生活であちらに住んでいます。長女がグアナファトを勧めるし、半年間住んでいた場所を知りたくて行って来ました。
行ってよかった・・・見事!ピピラ像の丘から見下ろす景色はため息です。しかも、セルバンテス祭りの最終2日だったので、オールナイトでまちには音楽が聞こえていました。子守唄でした♪
娘はすでにメキシカンになっていて、市内観光の案内も同時通訳してくれ、メキシカンフードをおいしいとバクバク食べていました。私達中年夫婦には、ちょっときつい!日本では見せない陽気なところもメキシカン。知らない人ともいつでも世間話。とにかく、生き生きしていて楽しそう。ボーイフレンドも、いつでも楽しそう。スペイン語ペラペラもボーイフレンドのおかげかな?
いいですねー。ファナファト、僕もまた行きたいです!
きっと、そうやって現地で暮らしていて、案内してくれる人がいる土地って、普通の旅で訪れるのとは別格の楽しさがあると思います!
また写真とか撮っているようなら教えてください。訪問させていただきたいと思います!