藤田晋「渋谷ではたらく社長の告白」
I田に借りたので、読んでみました。
著者はサイバーエージェント社(CA社)の社長であり、奥菜恵のダンナさん。
最年少での上場記録保持者でもあります。
結構、blogもマメに更新されていて、気負って無い感も良い感じで、僕の定期巡回コースに入ってます。
そんな藤田さんの、起業から今までを振り返った書。
CAさんは、取引先って事情もあり、面白くなかったら触れないでおこうと思ったんだけど、いやいや面白かったです。
僕がこういう仕事をしているから、面白く感じないわけはないのだけど、そうじゃない人でも、十分に面白いと思います。
大体2時間くらいで読めました。
blog以上に、多くの人に読んでもらえるように、気軽に読める文体や、話の展開に、そうとう気をつかってはるなー、と思います。
さすが営業の鬼です。
特に面白かったのは、ネットバブルの盛り上がりから崩壊までのくだり。スリル満点です。
ネットバブルって本当に凄かったんですね。
当時は九州で鉄に囲まれていたけど、それでもその熱は伝わってきてたもんなー。
しかし、この本を読んでると、
「ベンチャーってのは、会社に寝袋で寝て、休みも12時間働くのが当たり前だ」
って認識されそうですね。(>_<)
かなり藤田さんは、ハードワーク信奉のご様子。
もちろん一理あるけど、僕はそのあたりの考え方については、堀江さんのように、きっちり休んで集中することを理想としたいかな。なかなか難しいけど。
もちろん、どちらが正しいとかではなくて、理想とするスタイルの差だと思います。