「都市再生」を問う (岩波新書)
最近そこらじゅうに、タワーマンションという名の超高層マンションが、一杯建ってますよね。
たしかに、とってもカッコいいし、見晴らしも良くってステキだなと思うのですが、反面、あんなもんが自分の家の近くに建ったらたまらんよなー、と常々思っておりました。
実際に、我が香里園にも、とつぜん丘陵にカベみたいなマンションが建ちまして、自分の家からちょっと離れてるしまぁいいや、という気分にはさすがになりませんでした。
住宅地っぽくなくなるやんけ~。ボケー!!
で、ちょっと興味があったので、手に取ったのが本書です。
規制緩和で容積率の規制が甘くなってるがために高層建築物がどんどん建っているという事実と、その規制緩和は、政官財の癒着によってもたらされているものであるということを、詳しく書いていました。
そして、住環境としての機能や、町並みの美しさを無視する政策に意義を唱える、という一冊です。
確かにおっしゃるとおり。
要は、住居地域と商業地域をごちゃ混ぜにせんと、ちゃんとまとめるものはまとめんかい!ということでしょう。
やはり民主主義国家に暮らす一有権者として、都市政策にも一言をもっておかねばいけませんね。
でも、そんな感想よりも、無性にSIM-CITYやりたくなってきてしまった。 (-_-;)
ここはガマンして寝なければ・・・。