伊坂 幸太郎 「重力ピエロ」
そろそろピュア小説の世界から抜け出すかと思って、買ってきたのが「重力ピエロ」
「このミステリーがすごい」にも出てたので、久しぶりに伊坂幸太郎でも読むかと思って買ってきました。
こってりしたミステリーを期待していたんだけど、あらあら、これって小説やん。しかもかなりさわやか系。
全体は連続放火事件の謎を追うという筋なんだけど、主題は血縁とか家族のように思います。
最近、家族が主題の本が多いように思うんだけど、それは殺伐とした世情の反映なんでしょうか。それゆえについつい手が伸びてしまうだけなのか。
感想としては、もちろん、面白かった。サクサク読めるし。
まー、出張の新幹線の往復とかがいいかもしんない的なおもしろさでした。